腰のヘルニアは重労働以外の人にも起こる|デスクワークも注意!

先生
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近年活用される切除方法

聴診器

現代ではより患者への負担が少なく、医師も安全に治療が行える様にするための方法が日々研究開発されています。その中で近年、より安全性が高く確実性に優れた手術方法が開発される様になっています。その1例として挙げられるのが、サイバーナイフと呼ばれる手術方法です。これは1990年代に誕生した定位放射線照射とも呼ばれる方法で、がんや腫瘍といった体の内部にできた病巣をより安全に切除する方法として、近年注目されています。サイバーナイフの基本的な仕組みは、ロボットアームの先端に取り付けた放射線照射装置から病巣に向けて放射線を照射する、というものです。体の外部から照射装置を向け、計算された病巣の位置だけに放射線が集中する様になっています。そのため、病巣以外の正常細胞への放射線による負担が少なく済む上、通常の外科手術の様に患者の体を切開したり、器具による固定をしたりする必要も無く、負担軽減と術後の安全性を兼ね備えているとされています。

サイバーナイフは現在では公的に承認され、各医療機関で導入される程、活用範囲が広がっています。一方でサイバーナイフの活用や治療を検討する場合には、いくつかの注意点も挙げられています。サイバーナイフは専門機関でのみ実施される事が多く、その治療を希望する際には、医師からの紹介状を必要とするケースがあります。また通常、一般的な画像検査を経てから治療の是非を判断するという治療の流れがあります。そして一般的にサイバーナイフでの照射は複数回行うケースが多いとされており、定期的な来院と経過観察、日程調整が必要となります。その場合でも病巣の状態や部位、患者の体調などに基づいて治療の準備段階で決定する事になります。また安全性が高いとされるサイバーナイフ療法でも患者によっては、副作用や後遺症が生じる確率も皆無とは言えない、とされています。したがって症状の程度を問わず、できる限り早期に受診し健康状態を把握しておく事と、長期的な通院を視野に入れた検討が勧められます。